勇気を出して庭木を減らした結果、より家が好きになった。

花壇に続き、玄関横の木も整理して、好きな植物を植えていってます。

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玄関すぐ横のモッコク、油断するとすぐに茂みを作るナンテン、家中に多数植わっているツバキを一掃。奥の桜、真ん中の月桂樹は残しです。

植木について、剪定は散髪くらいのノリなのでいいのだけど、伐採はやはり勇気がいります。個人的に。やる前、やった後、なんか手を合わせてしまう。
特に今回切ったモッコクは成長が遅いという割に水を吸い上げる力はすごくて、2、3日は切り口から水が滲み出て、赤身の年輪をより赤く染めていました。なんというか恨みを感じてちょっと怖かったぞ。

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まぁ、結果としてはいつもさっぱり爽快です。植え込みも、気持ちも。
写真で一番左に残っているのは葉山椒ですが、このあとやっぱり別の所に移植しました。

この箇所はジメジメ感を醸すシダ類と色の重いツワブキが繁茂し、ナンテンがモサモサの塊となり、どうにも暗いイメージがあったのですが、モッコクを切ったら意外と日が当たることがわかりました。
そして雨は軒と月桂樹で遮られて、思ったよりジメジメゾーンじゃなかった。水はけもけっこうよくて表土はすぐ乾く、半日陰の乾燥ゾーンって感じ。植生も変えられそうです。

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ちなみに、買った直後がこんな感じでした。暗いし、おどろおどろしい。

「恐怖の根源は未知」と言いますがほんとそのとおりで、思い切って自分でえいやっと手を入れるとその場所のことがきちんと分かって、近寄りがたい所が愛着ある場所に変わっていきます。

これまでは庭いじりの時間がなく、家の外側はほとんどただの通路扱いで、花が咲いたり果実がなるやつだけちょっとちやほやする程度でした。通路の脇のよくわからん植生の茂みには若干の嫌悪感というか怖さすらあった。だって、知らぬ間に知らぬ植物が繁茂してるから。

それがここしばらくはあちこち手を入れているので、ただの通路だったところがどんどんお気に入りのアプローチに変わっていくのです。

これ、ほんと楽しいよ。