DIYと丸ノコ、刃の交換頻度。丸ノコ嫌いになる前にさっさと交換!

最近丸ノコが切りづらくって。
楽チンなスライド丸ノコに慣れすぎたかなーなんてのんきなことを思っていたけど、なんのことはない、刃がダメになっていたのでした。
 

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木屑がこびりついて、切れ味が落ちる

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交換前の刃。木屑がこびりついちゃって、ナマクラもいいとこ。
 
木に含まれる樹脂が、刃の回転の摩擦熱で溶けて刃に付いて、そこに木屑が付着して、こうなります。切れなくなった刃で切ろうとすると余計に回転させなきゃいけないから、余計に摩擦熱が出て、焦げ付いて、こうなったらもう落ちません。
 
DIYでよく使うツーバイフォーとか赤松はヤニが多い木なので、特にこうなりやすいんですね。
 
でも、切れ味が悪くなっていくのはほんとにジワジワ進行するので、「まぁ、こんなもんだったかな」とその状態に慣らされちゃって、なかなか刃を交換するってところまで頭が回らないんです。長年使っててもなんか忘れます。
 
そのまま使っているうちに、けっこう力を入れないと刃が進まなかったり、なんだかキレイにまっすぐいかなかったりが積み重なって、ちょっとずつちょっとずつ丸ノコが嫌いになっていくというよくない循環に陥ったわけ。
 
 

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新品の刃に交換したらすげー

前回刃を変えたときのサクサク切れる感動を思い出し、同じ刃にしました。黒くて薄いやつ。
 

取り付け部分(センターの穴のところ)は共通規格なのでどれを選んでもだいじょうぶですが、刃の直径は間違えないように。
基本135mm、165mm、190mmの3種類のどれかのはず。
でも元より小さい刃をつけたら厚い木材が切れなくなるし、大きい刃は手持ちの機種に付かないし。
 
 
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交換した結果。劇的に切れる切れる。
 
 

_人人人人人人人人人人人_
> 劇的に切れる!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 
 
これまでの刃で24mmの厚物合板を切るときは気持ち的にカボチャを切るような感じだったんですけど、刃を交換したらジャガイモくらいの力加減で切れました。
カボチャ → ジャガイモですよ。
 
あまりの切れ味に惚れ直したよ。丸ノコに。
 
 

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切れ味がよくなったことの効能

綺麗に切れる、断面がガタつかない、は当然として。
軽い! 力がいらない !疲れない!
これね。
 
スーッと切れ進んでくれるから、力を込めて本体を押す必要が全然ないんですよ。刃が引っかかって変な方向に進みそうになることもないので、定規に押し付ける力もいらなくなる。
これで作業後の疲労感が全然違います。
 
 

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DIY用途での交換頻度の最適解は

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プロは毎日のように使うだろうから「2ヶ月ごとに交換」とか決めやすいだろうけど、DIYレベルだとその時々によって使う頻度もまちまちだからなんとも交換のタイミングが決めづらい。カット回数を数えるわけにもいかないし。
 
結論としては、本体にシールを貼って前回交換した年月を記入しとくのがオススメです。そうすると、刃の様子を見るようになるから。
で、そのときに「まだもうちょっと使えるよなー」なんてことを思ったら、それが交換する時。その日のうちにAmazonでも楽天でもいいので、ポチっときましょう。すると次回使う前には新品の刃が届いてるからさ。
 
ナマクラを使って丸ノコを敬遠する気持ちがわく前に、さっさと交換!これが丸ノコを気持ちよく使い続ける秘訣かな、と思いますよ。
 
 

そしてたまにはカーボンブラシのことも気にかけましょう。丸ノコはシンプルな工具なので、きちんと手入れしてればずーっと使えます。
 
よく切れるドリル刃ならスターエムの竹用ドリルがおすすめ。
硬い素材もだけど、柔らかい素材にも綺麗に穴を空けられる、魔法みたいなドリル刃。10サイズセットくらいの安物のドリル刃しか使ったことがない人はぜひ使ってみてほしい。ドリル刃に対する意識が変わるくらいにめちゃくちゃ切れるスゴイやつです。
「作業後の疲労感が違う」という点では、ドリル刃も見直すといいかも。これもめっちゃくちゃオススメです。やっぱ良い刃物って全然違うんですよね。