ボロボロの小引き出しを再生する。その2

あらかた綺麗にした ↓ 小引き出しの再生品、最後の工程です。

ボロボロの小引き出しを再生する。その1
こういうものが宝物に見える人種です。

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表面の仕上げと、取っ手の交換をします。
工作室は埃っぽいし座れないので、リビングで。水曜どうでしょうをBGMとする。

 

表面の仕上げは何にしようか悩みましたが、せっかくなのでボロさを活かす方向で。蜜蝋ワックスで木そのままが見えるようにしました。

 

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取っ手は和気産業さんのものを。こういうタイプの取っ手、「ヒル取手」っていうのね。ネジ穴のピッチごとにかなりサイズ展開があるという気の利きよう。
ホームセンターではなかなか目当てのサイズがなかったりするので、モノタロウで注文しました。

こういう、「大きくは売れないだろうけど今後も誰かがきっと必要とする」みたいな定番部品を細々とでも作って売り続ける会社ほんと偉いと思うし好き。バイクで言えばCFポッシュかな。

 

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バーン。完成。

 

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取っ手の色、真鍮がピタリ。やれた木材にジャストフィットな感じで仕上がりました。

 

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引き出しの中は全て底板を新しくしたので気持ちよく使えます。

外観は木のシミがあったりと経年なりの味があり、古材風の新品なんぞじゃ敵わぬオーラを放っています。これひとつで部屋の雰囲気が上がるね。