キッチンに壁付けのワークランプ。価格とデザインでIKEA一択。

壁からアームライトが並んでるのが好きで。キッチンはそんな感じにしたいなぁと思って色々探していました。

そこでアームライトをネットで探すと、「フランスの工場で実際に使われていたアンティーク」とかがパパッと出てきて確かにかっこいい。ですが「なんとなくかっこいいから」でアンティークに走るのがどうも好きじゃないんですよねぇ。で、却下。

この辺掘り下げると長くなるのですが、とにかく普通に現在の流通品を使うことにして探していました。

 

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そして採用したのがIKEAのワークランプです。今回棚の上に2個付けしました。

 

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モノがコレです。恐ろしく安い。
ちょっとカサのフォルムがデカくて野暮ったい感じですが、よくよく見れば「いや、これぞ往時のバランス感じゃね?」とか思えたり。
ともかく機能として必要なものだけで構成された、潔く普遍的なデザインです。変にメッキパーツを使ってないところも今回の用途にぴったりで、下手にアンティーク「っぽさ」を出してきていないのも好感が持てました。こういうのでいいんだよ。

価格・デザインともに良いので人気みたいです。僕のように複数個使いたいのであればなおさらIKEAのこの製品一択ではないでしょうか。3個使っても5000円だもの。

 
 

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設置部はこうなってます。黒い樹脂製のベースに穴が空いていて、そこにランプのアーム部分の根元のパイプを差し込みます。壁付けでも机の天板でも取付可能な2WAY。
設置部分の化粧カバーは付いていないので、この樹脂パーツはむき出しになります。どうせ棚で隠れるので僕は気にしませんでしたが。

 

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止めたいところでしっかり止まる、優秀なアームです。手元が明るくなって、料理も洗い物もはかどります。壁付けキッチンて、どうしてもキッチン全体の照明は背後になっちゃうので、手元が明るいのは本当に嬉しい。

 
 

壁付けのアームライト・ワークランプを探していての感想ですが、近年あんまり需要がないのか、やっぱり現行品だと手頃な価格のはなかなか見つからないです。あったとしてもデスクにバイス(万力)で取り付けるようなのばかり。
壁付けはほぼ皆無で、こりゃアンティークばかり引っかかるわけだ、と妙に納得でした。

ネジ一本打てない賃貸とか、持ち家であっても傷をつける(必要なものを取り付けるのに「傷つける」っていう表現も変だけど)のを極端に嫌う日本だと、壁付けライトって求められていないのだろうなぁ。

で、アンティークやむなしか?と考え始めていたところ、IKEAで見つけたわけです。さすが欧米。壁付け余裕でした。