玄関周りの仕上げ#01|杉野地板で板壁に。


長らくこの状態だった玄関。仕上げをどうしようか決めきれなくてずっとこのままで来てしまったけど、ついに着手しました。
 
なお、現在靴箱があるところは扉を作って隠す予定。
黄色のコンパネの部分はスライドレールで引き出せる靴箱を作る予定。
そして全ての面はマットな白塗りとする予定でした。
 
 
これが

こうなりました。白塗りの予定から、板貼りに変更。
 
とあるショップの内装で杉板貼りのコーナーの納め方を見、「スマートでいいなー」と思ったのが発端です。
考えてみれば家に野地板(のじいた=屋根の下地に使う、荒い板材)の余りがそこそこの量あるし、追加で買うにも安いし、なにより工作室の扉と統一感でるし。なんでいままで思いつかなかったのか。
 
 

  1. せめてもの、引き出しのギミックまでは作ってあるのです。
  2. 軽量化のために細い材で枠を組んで、背面に上下2本スライドレールを仕込んでいます。これに6mm程度のベニヤを貼って仕上げるつもり。でした。

  3. 引き出し部分の前面から、杉板を貼っていきます。
  4. コーナーは45度に落として突き合わせ。

 
 

このコーナーの突き合わせが、ショップ内装で見たやつ。
モールディングをつけずに済むから変にカントリー調にもならず、木口を見せないので野暮ったさもない。そんな印象でした。
 
 

なにしろ安い板なので、反りや曲がりは日常茶飯事です。
背面に丸ノコで溝を切ってやると多少修正可。
 
 

印鑑とか手袋を置く場所が欲しいので、穴を開けて木枠をはめ、ちょっとしたスペースを作った。ヒンジをどうしようかはまだ考えていません。
どうしよう。
 
 
ともあれ、見た目はいい感じに収めることができました。
副作用として断熱効果があり、奥の工作室の冷気が多少なり伝わりにくくなってる感あります。