時代は変われど歳はとれど、オトコには”基地”が必要なんだ。

マイホームを建てて自分の書斎を持つのがお父さんの夢、みたいなイメージもありましたが、なんなら全部iPadで済むしね。これからは工作室なんじゃないか。なんてことを思います。

ちょっとした収納を作ったり、家具を直したり、塗ったりね。そういうスペースが一家に一つ、要るようになるんじゃなかろうか。

なんにせよ、男は幼少の頃から基地を欲しています。この家を買ったのも、一部屋を工作室に当てられる間取りだったから。
それまでマンションのベランダでシコシコDIYしてた僕にとって、屋根あり壁あり、道具も材料も置きっぱなしでOKの工作室はとにかく長年の夢でした。

 
 

201603_021

リノベ第1期からの廃棄物が置きっ放しになっていた部屋、一番北の和室。ようやく重い腰を上げて、ゴミ処理の業者さんを呼びました。

ここを空っぽにしたら、俺、工作室を作るんだ…。

そんな”夢”に着手するも、ゴミ処理以降ほったらかしであっという間に10カ月経っていました。計画性なぞありません。

が、2階の工事もだいたい終わり、(正確に言うと終わってないのですが、とりあえず娘が危ないところに出入りできないようにはしたし、2階のトイレとか洗面所はなくてもクリティカルではないので…)10カ月ぶりに工作室計画を”再”始動します。

家じゅうのあちこちに工具や材料が散っているので、さっさとここを整頓して一箇所にまとめたい、という気持ちもあります。

 
 

スポンサーリンク

プランニング

201701_036

6帖に満たないくらいの空間で天井も低いので、どうやったら効率良く使えるか、材料の搬入経路とかも考えつつ、いままで溜めに溜めたいろんな工作室とかキッチンの写真も見ながらプランニングしました。

ま、自分の工作室はせいぜい作業台の位置くらいしかレイアウト的に悩める箇所はないので、実際に頭使ったのは作業台の設計ですが。しかし正直こういうときが一番楽しい…。

 



溜め込んだ資料写真から、左は沖縄の農協だった建物に住んでいる人のガレージ。天井の使い方が上手い。床はコンクリだし、めちゃ羨ましい。こんなところでバイクをいじりたいものです。

右は建築家の島田陽さんの作業場。使いやすそうで、かわいい。よく使う工具だけでもこんなふうに壁掛け収納するかな。

 


これはUrbanResearchの中の人の山荘。無骨さがすげー、いい。しかし質素に見えてけっこうお金かかってるな、と思わせる内装です。
テーブルは特注だろうし、椅子の脚とかはアンティークじゃないかな。

大変に羨ましいみなさんの”基地”ですが、僕のはテーマが決まってるので、それに従います。

 
 

スポンサーリンク

テーマ1:お金をかけない

新たな什器などを買うのはもってのほか。内装も見た目の満足のためには極力いじらない。「極力」というところが僕の甘えで、壁を塗るくらいはしたい。めっちゃ汚いから…。とはいえかけるお金は最低限にする。

 
 

スポンサーリンク

テーマ2:時間をかけない

家にかなりの時間を費やした(あたりまえ)ので、工作室についてはのんびりやっていられない事情があります。年度内に「なにか作って売ってみる」っていうアクションをはじめたいのです。

よってまずは、「さっさと使えるようにする」を念頭に取り掛かっていきたいと思います。

 

というわけで、「工作室計画」とか言いながら、とりあえずはサクッと作業台だけ作ります。
ブログや小物作って売る方向で小銭が入るようになったら、じわじわ内装をカッコよくしていきましょう…。