中古住宅、DIYリノベーションの記録。

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2015年3月に購入してから間断なくリノベをして、どっかしらが常に変わっていっている家。
購入からの移り変わりをまとめました。

記事を書く都合で時系列通りに投稿できていませんでしたが、
ここでおおよそ時間軸に沿って並べています。

 

念願の、”なにやってもいい家”。

築40年、取り壊すはずだった古家を取得。>>2015年4月

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(上)2階の南側和室。なぜかミニキッチンが付いていて、床の間とも押入れとも言えないスペースから、さらに奥の部屋へ繋がる。 (左)初めて掃除にきた日。旧ダイニングからリビング南側を望む。
初めて家を買った。子どもが生まれるタイミングで家の購入を決意し、僕はDIYが思い切りできる家が、妻はゆくゆく犬を飼いたいから、自然と戸建てが選択肢に。探してたエリアではなかなか見つからなくて、たまたまそれ以外のエリアを見てみたときに引っかかった物件がこれ。いじりやすい鉄骨造りなこと。十分な広さがあること。背景の山に溶け込みそうな、お世辞にも綺麗と言えない外観。それらが気に入ったというか、しっくりきて。築40年、取り壊すはずだった古家。念願の、”なにやってもいい家”を手にいれたわけです。
計画段階の1ヵ月半、毎週末通う。
はやる気持ちを抑えられなくて。
7LD2Kという、わけのわからん旧間取り。2階の半分は下宿になっていたようです。リノベーションはとりあえず住めるレベルまでは業者の力を借りる計画。新しい間取りを考え、それについて見積もりをもらって確認し、不必要な箇所を削っていくというやりとりで、計画の決定まで約1ヵ月半を要した。その間はやる気持ちを抑えきれず、週末に早朝から通っては掃除したり、自分でできる箇所を進めたりしていた。

 
 
 
 

ダイナミックに家が変わっていく。

工務店、着工。>>2015.5月中旬〜

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(上)1階の壁は、ほぼ撤去。鉄骨造りならではの大きなぶち抜き空間が現れた。 (左・上)断熱がまるでなされていなかった壁に、グラスウールが詰められていく。 (左・下)階段架け替えと、吹き抜けを作っているところ。
DIYでリノベーションするなんて言っても、完全に一人での作業は現実的でない。時間をかければできるかもしれないけど、工期の間は家賃&住宅ローンがダブルでかかってくる。なのである程度までは業者に入ってもらいました。
どこまでを任せるかの線引きはけっこう難しく、予算と時間と自分でやりたさのせめぎ合い。床面積的にも設備的にも、1階が出来上がればとりあえず住める。そう考えて、業者任せは1階の8〜9割と、2階は壁の断熱とサッシの入れ替えのみ。工務店の方も、初めこそ「最後まで仕上げない工事」に驚いてましたが、面白がってやってくれたので非常にありがたかったです。また、構造・工法についていろいろ見せてもらった経験は、大きな財産になりました。
2階は解体から自分で。
2階の方は住み始めてからコツコツ作っていくつもりでしたが、やれることは進めておきたい。週末のみのわずかな時間ですが不要な間仕切りや収納を解体してスケルトンに。新しく作る壁などの材料費を節約すべく、なるべく再利用可能なように丁寧に解体しました。

 
 
 
 

思い描いた空間が現実に。

7割くらいね。工事完了、引き渡し。>>2015.7月中旬

(上)工事完了後に初めに訪れた朝。真新しい床に落ちる朝日が美しい。窓際に積んであるのは、2階の分のフローリング材。 (左)2階は壁もできていない、床も貼ってない状態での引き渡し。
工務店の請負分が工事完了。1階には床があって、バス・トイレがあって、冷暖房も効く。あとはキッチンが出来れば生活は可能。引っ越しまでにキッチンを作って、天井などの塗装を急ピッチで進めなければ。というわけで感慨に浸る間もない。
多忙な夏。

セルフリノベーション、本格スタート。>>2015.7月下旬〜8月


(左上)床全面を養生して、天井と壁をペイント中。 (右上)なんか雰囲気合わなくて気にくわない門柱を撤去。 (左下)ここぞといろんな工具を買い込める幸せ。 (右下)引っ越しの数日前の状況。階段から上は作業靴で。
引越し日を半ば強引に8月末に決めた。グズグズしていると余計な家賃が出ていくから。週末でいうと10日強しかない。なのに初めてのモルタルにも手を出しちゃったし、中古戸建の水平垂直の狂いに苦しめられたり、門柱の撤去も始めちゃったり。最後の方は会社帰りにも通って夜中にひっそり作業してました。
システムキッチンは好みじゃなくて。

もともと和室だった部分をキッチンに。壁付でカウンター幅2200mmくらい取れるけど、この幅のシステムキッチンで好みのものがなくって、結局作ることにしたのでした。なんかきれいすぎてダメなんですよね、システムキッチン。もっと”作業台”然としたものが好きです。料理を作る作業台だしさ。
引越しました
引っ越し前日ギリギリにキッチン施工完了。かくして半分工事中の家での生活が始まるのである。

>>>#030 引っ越しました。第1期まとめ。

>>>”工事現場”に住み込んでから2年、それなりに落ち着いた今だから笑える引越しの思い出。

 

ここを、寝室とする。

初めての戸建ての冬に備え、寝室作り。>>2015.9〜12月

(上)床の傾きが気になり、スペーサーでもって水平化を図る。 (左)窓際から地道にフローリングを貼っていく。
床が窓側に向かって傾いているし床の一部は下地合板の段階で高さが違う。全くもって面倒なスペースだけど、ここを寝室と定めたからにはやるしかない。とはいえあまりまとまった作業時間も取れず、じわり進めました。電動工具の音を怖がる娘、そしてお昼寝の時間。「住み始めちゃえばずっと作業できるからサクサク進むんじゃね?」という見通しがいかに甘かったか。子育ての現実を叩きつけられました。
施工期間中はワンフロア生活。
2階は全面工事中状態なので、寝室が出来上がるまでは1階のみで生活していました。間仕切りもないもんだから、夜は娘が寝る19時で消灯です。照明は最小限、テレビ禁止、家事も極力無音。育休中で常時家にいる妻にかなりの負荷をかけてしまいました。もう頭上がらない。
(左)寝室、完成(壁の仕上げはまだだけど) (上)同じ箇所のBefore。
水回りが揃った。

住み始めて4ヵ月、ようやく洗面台ができた。>>2016.1月


(左上)2階の解体で出た廃材を使って台を作っている。 (右上)IKEAの水栓。形がかわいいのと値段が控えめなことが決め手で購入。 (左下)製作時に起きた諸々の問題を乗り越え、仮組み中。 (右下)無事に、初湯が出て感激。水漏れ等をチェック。
「キッチンのシンクがあるからとりあえず洗面所なくても生活できるね」なんて冗談めかしていたら、洗面台無しの生活も早4ヶ月。寝室もできたことだし、いろいろアイデアソースを見ながらどんな洗面所にするかを考えて、作っていきます。とある雑誌で見た、アンティーク家具を転用した洗面台があまりにかっこよくて、そんな感じを目指しつつ。
資材発注のミスとリカバリー。
購入済みの陶器の洗面器(流し)には直径25mmくらいの水栓取付穴。対してこれも購入済みの水栓は、35〜6mm程度の穴でないと取り付けできない(配管側のナットが通せない)という事態です。ダイヤモンドコアドリルでもって洗面台側の取り付け穴を広げることで解決を図ったのでした。
 
ちょっと寄り道、工作室。

溜まった廃材の処理をして部屋を空ける。>>2016.3月

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(左)1階北側の部屋にとりあえず放り込んでいった廃棄物がすごい量に。 (上)すごい量に。2tトラックいっぱいになってしまった。
和式トイレを撤去
産廃業者に頼むついでにこれも捨てちゃおうと、慌てて和式トイレを撤去。洋式と違って初めてでしたが、やってみたら簡単なものでした。
そろそろ、素足で歩ける家に。

2階の寝室の外側を進めていく。>>2016.4月〜

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引っ越してきたときはハイハイをするかしないかだった娘が一人で歩くようになり、いよいよ工事中の下地むき出し状態でいられなくなってきた。というわけで、寝室のみ出来上がっていた2階に、廊下やセカンドリビング、ウォークインクローゼットと水回りなどを施工していく。階段の安全対策やキッチン周りへのベビーゲート設置などスポットの作業も発生してきて、なかなか端から順序だてて施工とはいかない。
寝室にドアを作った

寝室の入り口はとりあえずカーテンを吊るしてごまかしていたものの、吹き抜けが大きいので1階の物音がしっかり聞こえてしまうのがやはりネック(当たり前だが)。内装の解体前に取っておいたものを仕立て直して、ドアを作りました。
床に先立って、壁の造作をすすめる。
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寝室の外は廊下を挟んでトイレと洗面所、ウォークインクローゼット、南側の階段横スペースはサブのリビングとします。やることはまず、壁の造作。その後は天井と壁の仕上げ(ペンキ塗装)→フローリング貼り→それぞれのスペース仕上げ。床をやる前に天井と壁の塗装をするのは養生を省略するため。引っ越し前までの作業での反省点から。
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壁、天井、ひたすら塗る
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寝室の外は廊下を挟んでトイレと洗面所、ウォークインクローゼット、南側の階段横スペースはサブのリビングとします。やることはまず、壁の造作。その後は天井と壁の仕上げ(ペンキ塗装)→フローリング貼り→それぞれのスペース仕上げ。床をやる前に天井と壁の塗装をするのは養生を省略するため。引っ越し前までの作業での反省点から。
 
地道に、丁寧に、一気呵成に。

集中してフローリングを貼っていく。>>2016.9〜10月

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(上)フローリングが貼り終わった廊下。寝室前からセカンドリビングを望む。 (左)上とほぼ同じ角度でのBefore。
あれよあれよという間に住み始めて1年を過ぎてしまい、ここが最後の踏ん張りどき、と一気呵成にフローリングを貼りました。壁際の加工のなんと難しい、というかめんどうくさいことか。家族や友人も手伝いに来てくれたりして、がんばったかいのある綺麗な床が。寝室を作ったときよりは娘も工具の音に慣れ、わりとまとまって作業できました。
見切り材を入れる
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ウォークインクローゼットはカーペットにする予定。ホコリが目立たなくて済むのもある。廊下はフローリングなので、異素材の床の境目がきれいに収まるように見切り材を。真鍮にしたかったけど値段が高いので諦め、たまたま見つけた黒のアルミL字アングルを使いました。
 
もはや家だよ、これ。

フローリングを貼り終えました。>>2016.9〜10月

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(上)フローリングが貼り終わった廊下。寝室前からセカンドリビングを望む。 (左)上とほぼ同じ角度でのBefore。
ついに、貼り終わる日が来ました。これでもう作業靴に履き替えずに歩き回れる。最後の仕上げには夫婦で蜜蝋ワックスを擦り込み、完成した喜びのあまり床を這いずりまわりました。セカンドリビングに置くソファを探したり、しばしリノベのことは忘れて楽しみます。
ついでにベビーゲートも取り付け。
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これまで娘が2階を歩くときは常に一緒にいたけれど、フローリングが貼れたらもう自由に動いてもらっていいかな、と放牧ぎみ。階段は危ないので一緒にいきますが、動きも早くなりうっかり振り切られるときも。よってベビーゲートの設置が急務でした。これにより、朝イチの「開けて!」が3回になりました(記事参照)。
ロケ地になりました
ひょんなことからTBSドラマ「砂の塔」第9話のロケ地となり。M嶋N々子さん以下30名ほどのロケ隊がいらっしゃいました。

>>>TBSドラマ「砂の塔」のロケに使いたいだって!

寒さ対策とか、小ネタ。

冬は動きが鈍くなる。>>2016.11〜2017.1


(左上)妻のご友人をこき使うの図。 (右上)寒さ対策として、使っていない奥の部屋の手前に壁&ドアを設置。大晦日にやることじゃない。 (左下)パンチカーペットを貼って使えるようになったクローゼット。 (右下)洗面所の鏡の枠を作っている。
作りかけのところだらけではあるけど、床が貼り終わったらとりあえず普通の生活はできるようになった。というわけですっかり気の抜けてしまった2016年末〜2017年初頭。とはいえウォークインクローゼットができたことと、冷気対策の壁&ドアを作ったことはなかなか大きな変換点でした。
あり合わせの材料で収納の扉を作る。
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料理でもあるまいし「ありあわせ」って。寒くて資材買い出しに行く気がしなかったのと、溜まっていく一方の端材廃材がそろそろやべーなって感じだったので、まぁいけるかなというなかば実験的な気持ちで収納の扉を作ってみる。本当は枠には角材なり使うんですけど、12mmのコンパネの細切りでも十分作れることがわかりました。
 
男の夢、”工作室”。

夢をちょっとづつ叶えていく幸せ。>>2017.4月〜

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(上)まずは頑丈な作業台が要るよなぁ、と思って早速。スライド丸ノコを置き、下には集塵機とコンプレッサーを置いてご満悦。 (左)レイアウトやイメージをスケッチしてみた。
退職が決まってからワクワクしてしまって。あれ作ろう、これ作ろう、とリノベしたいところや作りたいものを羅列したら、ありすぎてわけわからなくなったのでとりあえず工作室を整えるところから始める。天候に左右されず、逐一片付けをしなくてもいい工作スペースを持つのは長年の夢だったので、感激もひとしお。
 
スッキリ暮らしたい。

やりかけを片付けていきます。>>2017.5月〜

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(上)階段下のスペースに本棚を作った。こういうスクエアなやつが憧れでした。 (左)階段下、キッチン側の1/5ほどをパントリーに。
日々の生活で困ることはなくなったので、利便性を高める方向に。”とりあえず”だった収納を作り変えたり、新たに収納を増やしたり。だんだんと家がスッキリしてきた。塗りかけの部分も進めて、キチンとした暮らしを目指していきます。
床がダメなら壁に持たせる。
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調味料の収納、簡単なのはキャスター付きの台車にすることなんだけど、あいにく床が完璧な水平ではなくて。試行錯誤の結果、壁に持たせてスライドレールで出し入れする形にしました。狭い空間にスライドレールを取り付けるのは大変に骨でした。
トイレに念願の収納スペース!
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ただでさえトイレ関係はしまいたいものが多いのに、オムツとおしりふきのストックもあってすごい量。それをやむなく洗面室の一角や洗面台の下に積んで過ごしてました。壁を開口して収納を作ったことで、ようやくすっきり整頓できた。ついでと言ってはなんだけど、塗り残していた漆喰を終わらせる。モロッコのイメージでピンク系の土色に塗りあげました。
雑誌に載りました
 
玄関周りを整える

隠し扉的な靴箱も設えてみた。>>2018.1〜

(左上)時計の下が工作室のドア。それに合わせて全体を杉板張りにしてみた。 (右上)杉板の中からスライドレールで出てくる靴箱。 (左)施工前。スライドの靴箱にする部分は適当なコンパネで塞いでた。
人を招くのが好きなくせに、家の顔たる玄関周りはけっこう適当なままでした。壁の仕上げをどうしようか考えついてなかったんですよね。それがある日、買い物に出かけたショッピングモールで杉板張りのショップ内装を見て、「これだっ!」って思ったのです。さっそく真似してできたのがこの板壁。けっこう爽やかで、気に入っています。
 

いまはここまで。まだまだ続く!