東京大雪であらためて感じた、掘り込み式ガレージの強み。


関東、久しぶりの大雪でしたね。急遽外出は取りやめ、家でできる仕事をしていました。
どんどん景色が変わっていくのが楽しくて、時折窓から外の写真を撮ってました。
 
 
さて、この家は掘り込み車庫です。
悪天候時ほどこのありがたみを感じるけど、昨日は格別でした。
 

ほら。
この見た目だけで頼もしいよね。雪山で洞穴があったら逃げ込むっしょ?
 
 
 

基本、敬遠されがちな掘り込み車庫


こんな感じで道路面からコンクリート製の洞穴が奥に伸びています。
 
これ、再建築の際に造成に余計なお金がかかったりするので、中古住宅市場では敬遠されがちだそうです。
僕が愛読する住宅の本でも、こういう敷地は非推奨。「煮ても焼いても食えないので買う前なら避けるべし」と。
 

 

 
 
確かに土地だけ欲しいなら、こんな余計なデカブツが埋まっていたら困る。
でもそれがある家にリノベ前提で住もうと考えるなら、日々の暮らしにはなかなかにメリットが多いです。いつかする(かもしれない)家の再建築・再築造はさておき、そう敬遠したもんじゃないと思います。
 
 
 

掘り込みガレージのいいところ

悪天候に強い

  • 濡れずに乗降できる
  • 車へのダメージを気にしないで済む
  • 大雪でもカーポートの屋根が潰れる心配がない

 
道路より上にあるので浸水もないし、ちょっと困るのは風で落ち葉が舞い込むことくらい。台風も大雨も大雪でも車のことを気にかけずに済むし、乗降・荷の積み下ろしも濡れずにラック楽。
特に小さい子がいるとチャイルドシートに乗せるのに時間かかるので、このありがたみは計り知れない。
 

大雪の昨日なんかは、車から雪下ろしをするお向かいさんを横目に、優雅にチェーン装着キメてました。
 
 

収納スペースになる

  • 替えのタイヤ・洗車道具に始まり、大概の荷物は放り込んでおける
  • 壁を利用して棚をつけることもできる

 
 

防犯面でも

  • シャッターを閉めれば平置きよりはいいでしょう

 
と、駐車場・物置としてかなり優秀。
 
 
 

掘り込み車庫の物件を中古で購入するならここに注意

大きなクラック、天井部分の剥落

さすがにやばい。再築造するなら上物の家もぶち壊さなきゃいけないから。
表面の細かなヒビくらいならモルタルやペンキで十分対処可能と思います。自信がないなら専門家へ。
 
 

浸水・排水

ご近所の同じような掘り込み車庫を見る限り、物件によって状態はまちまちです。
施工時なのかその後の沈下かで奥の方が沈んでいて水が溜まりがちな物件、地下水の通り道で常に水が染み出してきてしまう物件など。
 
うちは幸いにも良い方でした。梅雨どきなど、敷地への降雨がキャパを越えると奥から水が染み出てきますが、6〜9月にときおりそれが起こるくらい。
 
これから購入を検討している方は大雨が降ったあとに見に行って確認してみることをおすすめします。でないと車にもよくないし、日々ストレスになるから。
 
 
 
あとは上述した再築造時のお金問題ですけど、これは建築土木技術の革新に期待している僕。
画期的な土留め方法が開発されて上の土地はそのまま車庫を掘り出せるようになるかもしらんし、はたまたコンクリートの耐久性を飛躍的に高める補修材が実用化されるかもわからんし。
 


こんな例もある。
 
 
ま、それが叶わずともどうにかなるんじゃないかと、あまり心配してません。
掘り出して残土と一緒に処分し、埋め戻しはしないで費用節約。そこに深基礎で車庫を作ってその上に家建てるとかどうだろー、なんて、いろいろ妄想はしています。
 
なんであれマイナス要素ばっかり見てないで、メリットとか楽しむ方法を見出したいものです。

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