タップという工具。ネジを切る機会って意外とある。

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タップという、ネジを切る工具です。タングステンという超硬い金属でできています。ネジ穴にしたいところにねじ込んでいったり、ネジにしたい棒をこいつにねじ込んだりしてネジの螺旋を掘ります。
バイクのレストアの時に買い求めたもので、フルセット3000円くらいの安物。
 
その後は使わないだろうなーと思っていましたが、意外とこれが年に何度かは出番があります。

 

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今回の現場はこちら

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キッチンへの娘の侵入防護柵。クランプで階段手すりに固定していたのですが、試しにキッチンカウンターの位置を動かしたら、クランプが邪魔になり外しました。
よって、防護柵なのにパカパカ開いちゃう状態です。
 
代案をいくつか考えたのですが、ビス止めが一番シンプルかつ強力にできるのでそうすることにしましたよ。
 
 


 

手持ちのビス類からM4の適当なやつを選んだのですが、それに合うワッシャーがなかなか見つからなくてマイッタ。
 
 
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手すりの支柱(スチール製)にドリルで3.5mmの下穴を開けました。そこにM4のタップを立てていきます。1/4回転させては戻し、ジワリジワリ切る。
 
いっぺんにやるとタップに負荷がかかりすぎて折れてしまいます。

 
 
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できた。大人の力でも開かない、無敵状態に。
綺麗に切れたので、スルスルッとビスも入っていきました。

 
 
この、自分で切ったネジ穴にそのとおりにビスが入っていく快感、というか感動は、実際にやらないとなかなか伝わらないだろうな…。

なんというか、下準備とか段取りが完全にハマって全てがきれいに回り出したときのような快感なのですよ。