〈カーボンヒーターの修理続編〉軸がブレちゃあ、いけねぇな。

異音がするようになったヒーターを分解修理中。前回、直ったと思いきやダメでした。

前回>>>カーボンヒーターがガラガラゴロゴロいうから黙らせてみた。
 

再度分解して、今度はファンを目視しながら電源を入れてみます。
なんか引っかかっているような感じで動かず、指で少し回したら動き出しました。そして同時にあのガラガラゴロゴロ音。

原因はここか!

 

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本来接触しないはずのローター(回転子)とステーター(固定子)が擦れることで、接触面(矢印)からゴリゴリ音がしていたのでした。
なんで本来接触しないところが接触するのか。さらに分解してみると、軸受けの部品がずれて、軸を斜めにしてしまっているからと分かりました。

 

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上下それぞれの軸受けです。蓋(?)の部分が外れかかっていました。写真は直した後のものですが。

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図にするとこう。
そりゃあダメだよなって感じ。そして、よくこんなところが外れたな!って感じでした。落として衝撃与えたにしても、外観にまったく影響ないくらいだったんだけど。

 

しかしここまで分かれば話は早いです。
蓋をはめなおして軸が垂直になるよう調整し、グリスアップして組み直すだけ。手で回すだけでも格段に軽く回るようになりました。

再度、分解された状態のまま、内部を目視しつつ電源を入れたところ…。どうやら正常に動くよう。軽快なファンの動作音がします。
いやー、修理できないレベルの部品の破損じゃなくてよかった。

 

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組み上げてから、再度テスト。問題なし!!
修理完了ばんざーい。

 

さっそくセカンドリビングで使ってます。足元があったかいだけでぜんぜん違いますね。
今年の冬は快適に過ごせそうです。