愛用の丸ノコの調子が悪くなりました。
デカイ角材や丸太を縦挽きにしたりと、あるまじき負荷をかけたところでモーターケース内で火花がガンガン散るようになり、果ては煙を噴いて。
そのあと庭木の枝を落とそうとした時に、本体の角度によっては動かなくなってしまいました。
この症状は十中八九モーターのカーボンブラシが死んでる。そうでなくてもモーターのブラシは消耗品ですが、過負荷が最後のとどめになったもよう。ごめんね。
思えばけっこう長年使っているので、ブラシ交換することにします。
電動工具にはこういうパーツがついていて、この中にブラシが収まっています。マイナスドライバーで開け、ピンセットなどで引っ張り出します。
取り出しました。比較用に左は新品、右が取り出したやつ。過負荷で燃えたっぽい。あぶねー…
交換部品はホームセンターに置いてたりするのですが、ディスクサンダーに付属してた交換用ブラシが手元にあったことを思い出しまして、そいつがばっちり同じものでした。
ホームセンターのプライベートブランドの安い工具なので、汎用品を使うように設計してるんでしょうね。こんなとこにも安い工具を使う意外な利点がありました。
makitaとかHITACHIなんかは独自のブラシを使っていたりするので型番から取り寄せる必要があったり。
外したのと逆の手順で取り付けます。特に何も考えずカーボン側から差し込んで、電極側は多少押し込んだらキャップを閉めれば綺麗に収まってくれますのでだいじょうぶ。
快調に回るようになりました。これでまだまだ戦える。
上でも書きましたがモーターのブラシは消耗していくものなので、なんか火花でるようになったなーと思ったら交換がオススメ。ちなみに交換用ブラシは数百円で買えます。
こんな感じ。基本的に同じ型番のものを注文しましょう。電動工具の説明書に書いてあります。型番が分からなかったら、入っていたカーボンブラシの大きさを測って、同じものを。
丸ノコはシンプルな電動工具なので、こういうメンテをすれば安物でもずっと快適に使えますよ。
切れ味うんぬんより、工具使ったあとの疲れかたがぜんぜん違うの。