あふれるロマン、ハイラックスの愛情レビュー。使い勝手とか燃費とか。

下の子ができたタイミングで、車をラパンからハイラックスに乗り換えました。2019年11月にディーラーに見に行って即日契約、2020年3月に納車。

利便性とか燃費とか考えたらミニバンだろうけど、まだまだ30代、多少の不便は己が力と工夫で捻じ伏せてやろうじゃないかという気力がある。第一に、乗る車にはロマンが欲しい。

いま日本車の新車で一番ロマンがあるヤツがこいつだと個人的に思う(またはジムニー)。デカイ、パワフル、何でも積めるで最高というほかない。

スポンサーリンク

車選びの条件

新しい車を選ぶにあたって
僕の希望→ コンパネも長尺の材も切らずに積める
妻の希望→ ジュラシックパークを走っても違和感ないやつで、できたら新車

というのが条件であり、かねてより僕が希望していたハイラックスをプレゼンしましたところ、車体の大きさにややひるみながらもOKしてくれたのでした。

今ではバキバキに乗りこなしてます。1ナンバーを乗り回す妻は控えめに言ってカッコいい。

スポンサーリンク

グレードとオプション

Xグレードのいいところと悪いところ

予算的に安いXグレード(下位グレード)のほうを選んだけど、そもそもメッキピカピカはあんまり好きくないので、余計な加飾がなかったり鉄チンホイールだったりのこのグレードが気に入ってます。

キーレスエントリーでもなく、武骨なカギをザゴッと差し込んでエンジンをかけるのもたまらない。あとオートエアコンを今一つ信用してないので、マニュアルエアコンなのも個人的にポイントでした。

グレードの差異でこれは残念だったなっていうのは電動ミラーじゃないってことくらいかな。畳む機会もそうそうないんだけど、狭い道でのすれ違いで、あったら楽なのになぁと思うことが。

オプション

人気のオプションのトノカバー(荷台の覆い)はつけず。「”外”を持ち運ぶ」っていうのがこの車の最大の魅力だと思うので、わざわざ屋根を付けて積める荷物に制限をかける意味が分からない。

サイドバイザー(窓の雨除け)も無し!ただし荷台の傷つき防止のカバー(ベッドライナー)は付けました。いろいろ積む気満々なので。ロールバーは見映えいいし、長尺物の積みにも便利かなーと思いましたが、まぁ高いので、やめました。

そして雪に備えて純正の金属チェーン。ただこれは死ぬほど重くて取り付けがしんどすぎるので、樹脂製のやつを探せばよかったかなとやや後悔しています。

スポンサーリンク

乗り心地はトラックだ

良くも悪くもトラックです。それも空荷のトラックなので、まぁ揺れる。正直僕は後席には乗りたくない。

運転席・助手席

状況がわかるから準備できるっていう点で揺れは大きく気にならない。ラパンから比べると車高のおかげかロードノイズが無いも同然だし視点も高くて運転しやすい。

ただカーナビは設計ミスかってくらいに画面の角度が悪い。日中は反射でほぼ見えない。なんらかの対策をしなきゃと思ってます。

あと妻は助手席に何らかのフックがあればいいなぁと言ってますがいろいろパネル外してみた感じ、うまく後付けできそうにないんよな。

試される後席

後席の圧迫感はとてつもないものがあります。シートは全然倒れないし、足元もちょっとびっくりするくらい狭い。さらにリーフサスのポンポン跳ねる乗り心地。けっこう試される環境だと思う。
今は上の子はこの車が大好きで喜んでますが、小学校高学年とか身体大きくなってきたら嫌がるようになるかもなぁ・・・。

子どもが一人増えるのでいよいよ軽自動車では厳しくなった、というのが買い替えの理由だけど、正直言って昨今の軽自動車のほうが車内空間は広々してると思う。

スポンサーリンク

荷台は超使える。何でもできる気がする

4mの材だって切らずに積めてしまう。

剪定した庭木。束ねるのも面倒なのでドカドカ積んで清掃工場へ持ち込む。木屑もトゲも葉っぱも砂も泥も水も、まったく気にせずに積めるのがこれほど楽なんて。

考えてみれば、車内を汚さないようにあれこれ積むより、濡らしたくない荷物を濡らさないようにするほうが、よっぽど簡単ではないか。

スポンサーリンク

日常使いのハイラックス、燃費は 8km/L

せっかくなのでマメに記録してます。ちなみに普段は子どもの送り迎えとスーパーに行く程度。

ハイラックスの燃費記録

高速乗ると多少良くなるけど、中型だからそもそも高速料金が高いから意味ない。

分かってたことなんで、あんまり気にせず乗ってます。ここでウジウジ燃費考えるくらいならそもそもミニバン一択だったよね。

スポンサーリンク

最高の ”道具”。

どこまでも移動する・運びたいものを運ぶという車本来の用途と、移動するときもかっこよくありたいっていうスタイルに重きを置いた結果のこのクルマ。つらつら書いたとおり車内の快適性は全然だけど、道具としては死ぬほど満足。そもそも快適な空間に居たいなら手塩にかけた我が家が一番。

下の子はまだ簡単には連れ出せないけど、家を買ったと同時に生まれた上の子はもう6歳でいろいろ経験したい遊びたい盛り。親としてもそれに全力で応えるのが楽しくて、もっと気軽に出かけたい。
だから遊び道具を山ほど積んでどこまでも行ける気にさせてくれるハイラックスは、間違いなく最高の道具です。
 

最近は娘と二人、休日前に3時くらいに起きて、荷台に道具積んで釣りに行くのがとても楽しい。