中古戸建のDIYリノベーションと銘打ってますが、家の規模的に完全に一人じゃ無理。こちとら子供が生まれたばかりの勤め人ですし。
ある程度までは業者さんにお任せするつもりでプラン作りを進めており、物件取得から1か月、ようやく固まったので工務店が着工しました。
計画変更、見積もり、前金の決済にだいぶ時間がかかってしまいましたが、ようやく本格的なリノベがスタート。
さすが工務店は仕事が早い
平日に始まったので作業はほぼ見れず。しかし次の週末には、すでにかなりの変化が。
サビサビだったベランダが なくなってるし。
ぶち抜けると分かった壁は容赦なくぶち抜かれてどーんと。想像以上の開放感。これは感動!
そんなわけで、しばらくはプロにまかせて技術を盗んでいきます。
今回、工務店に任せるところ
どこまでを任せるか、どこまでを自分でやるかの線引きはけっこう難しいものです。「予算」と「時間」と「自分でやりたい」のせめぎ合い。吟味した結果、今回頼むのはこんな箇所です。
- 重量・危険度的に一人では無理なところ
老朽化しているベランダ・外階段の撤去、室内の階段架け替え、吹き抜け施工 - 物量・作業量的に一人では時間がかかりすぎるところ
壁・1階床・2階天井の断熱材施工 - 構造計算を伴うので自分では分からない・ミスできないところ
室内壁の一部撤去 - 資材発注・施工ノウハウ的に個人では難しいところ
窓周りの二重窓施工もしくはペアガラスサッシュへの交換、ユニットバス交換 - 資格的・工事段取り的に対応できないところ
電気、ガス配管、水道
ちなみに勉強したり資格を取れば素人にもできないことではない。実際に家一軒全部自分でやっている人もいます。
僕も欲をいえば全部やってみたくて、ユニットバスなんかは施工の手順を紹介してるブログを探したり、モデルルーム使用の中古品とかヤフオクでながめたりもしたけれど、そういうことをやるには時間的にも金銭的にも合わなかった。
子供ができる前に趣味で家づくりをしていたらできたかも。
いま最優先すべきは生まれたばかりの子供の安全・快適性を担保すること。と考えるとさすがになんかあったら取り返しがつかないので、やっぱり工務店にお願いすることにしました。さっさと引っ越せるようにすることも大事でしたし、妥当な判断ですね。
その代わり、キッチンや洗面台の施工は全て自分でやってみます。
任せるか自分でやるかの線引きの仕方
僕の場合ですが、
1,絶対に自分でやる!と決めたところ以外はいったん見積もってもらう
2,費用を見つつ、難易度的に自分でできそうなところは見積もりから外していく
という流れで線引きをしていきました。
計画がまとまるまでに時間がかかったし、何度も見積もりを出させて非常に面倒をかけてしまいましたが、幸い社長さんが面白がってくれたのと、その工務店の規模にしてはそこそこの金額の発注だった(と思う)ので、飲み込んでもらえたのかなと思います。
ちなみにこの工務店さんは、「2階用トイレとかの自分で取り付ける資材も住宅ローンに組み込みたい」という目論見があって、地元で個人への資材卸もやっている会社を探していて見つけた次第。卸がメインだけど一級建築士もいらっしゃって、地元の職人さんを集めての工事もできるという、まさに探していたような工務店なのでした。
初めこそ「最後まで仕上げない工事」にちょっと驚いてましたが、なんだかんだで面白がってやってくれたし、その後もいろいろと相談に乗ってくださっています。
最近はリノベもDIYもずいぶん浸透したので、相談に乗ってくれるところは多いんじゃないかと思います。