↓子どもとの安全な寝床について考え抜いた前々回↓
↓ベッドフレームに改造を施した前回↓
そして今回、赤ちゃんが転落しない、というか脱出不可能なベッドが完成します。
柵にするか、ネットにするか。布って手もあるけど
IKEAのベッドをニコイチしてつくった四柱式のベッド。あとは左右と足元になんらかを張って脱出を防ぐだけです。何案か考えました。
木材で柵を作る
→足元はともかく、左右は出入り部分を作るのが厄介。可動部分が増えると壊れやすくなるし、娘の手を挟む事案も発生しそう。各部2mスパンになるのでそこそこ太めの材を使わなければならず大掛かりだし、さらに言えば娘の成長におっつかれ気味な今、柵まで作ってる余裕がない。
ネットを張る
→材料費が高くつく。しかし加工は必要ないので、早い。柔らかいのでぶつかって怪我をする心配もない。ワンタッチ金具などで取り付ければ出入り口もラックラク。
布を張る
→安く上がりそうだが、縫う時間が必要。3方囲まれると圧迫感がありそう。柔らかくて怪我の心配がないのと出入り口問題はネットと同じで利点あるんだけど。
どれもメリットデメリットがありますが、状況的に利点の多い「ネットを張る案」で行くことにしました。
近場のホームセンターでは農業用とかの緑のネットしか見つからなかったので、ネット通販にて。
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出入り口、取り外しが楽チンな最適解はこれだ
足元は滅多に外さないので金具でがっちり留めてしまいましたが、左右の頭側は毎朝毎晩出入りするのでそうはいきません。取り外しが頻繁ならやっぱりカラビナで引っ掛ける方式かなと思って取り付け。
しかしこれは失敗でした。
今回使ったネットは伸びる素材じゃないので、渾身の力で引っ張ってもビクともしません。ある意味安心なんだけど、取り外しが余裕なくらいに調整しちゃうとネットの張りがかなりダルンダルンで用を為さない感じになってしまう。そしてなにより、カラビナがカチャカチャうるさい…。
けっきょく1週間しないうちにカラビナ方式は廃止して、たどり着いたのがこれ。
「ワンタッチバックル」というやつです。この名前知ってる人、意外と少ない。
カチャっとはめたあとでベルトの長さを調整できるのでネットもがっちり張れますし、クライミングにも使ったりするので強度もお墨付き。考えてみれば、こういう用途に最適解でした。
材料費的にも割合お安めで、東急ハンズでも1000円しないくらいで左右2セット分揃えられました。
完成です!!
どうだ、逃げられまい!!
いずれネットをよじ登れるようになる日も来るのでしょうけど、その頃には言い聞かせることができるようになってるか、そもそもベッドから落ちても怪我しないくらいに頑丈になっていることだろうという希望的観測。
本人はベッド全体を動き回れるのでとても楽しそうです。ベビーベッド時代よりストレスはないんじゃないかな。親としても落ちる心配がないのは本当に安心です。うっかり二度寝しても大丈夫。
出入り時の付け外しも、すぐ慣れたので特に問題ないですね。オススメのDIYです。ベッドに安全に添い寝したい子育て世帯はぜひ作ってみてください。