わが家の桜は、先週の暖かさで開花が進み、今週末が満開でした。
開花が早かった枝はもう葉桜でしたが、ピンクの中に少し黄緑が混ざってくるこのくらいが一番好きです。
一昨年、道路側に張り出した枝を落としたので樹形はいまいち。
加えて昨年よりもひこばえが多く出てきていて、ちょっと目を離したすきになんだかえらいことになってしまいました。また植木屋さんを呼ぼうか悩むところです。
とはいえ、老齢ながら樹勢はまだまだある感じで、それはよかったな、と。根元に落ち葉を積んでいるので、養分と保温とが効いているのかな。
ベニバナトキワマンサクも咲きました。写真は見頃をちょいと過ぎてしまったけど、今年も変わらず濃いピンクが綺麗です。
そいえば、この子の手入れとかを調べようとしたら面白い情報に出会いました。
トキワマンサクは海外から偶然持ち込まれて発見され、後に国内での分布も確認されたというおもしろい経歴があります。日本で発見されたのは、中国から輸入されたランの鉢についていた苗でした。それが開花して、1905年にトキワマンサクの名前が付けられました。当時は中国特産の樹木とされていましたが、1931年に伊勢神宮で発見され、のちに日本の限られた地域やインドでの分布も確認されました。
出典:ヤサシイエンゲイ
偶然持ち込まれ、中国原産の木かと思われたが、日本にも生えていたとか。最初に見つかった場所が伊勢神宮ってのがドラマチック。
しかしまぁ、よくよく見ると細い花びらがなんだかエキゾチックで、中国南東部・インド北東部原産というのも頷ける感じです。
モクレンも咲き始めました。白もいいけど、この色はお気に入りです。
梅から始まって椿、桜、ベニバナ、モクレンとピンク系統でまとめてあり、それと新緑のコントラストがこの時期最高なんだ。
前の住人の妹さんかが園芸家さんだったそうで、きっとその人のセンス。感謝したい。
山椒の新芽も出てきました。筍ご飯食べたい。