中古戸建リノベの断熱。グラスウールを充填。

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いわゆる一般的な断熱材、グラスウールです。安くていいヤツ。
延床面積120平米ほどの上下階壁+2階天井裏に敷き詰めて、見積もり価格88,000円です(2015年5月の話)
こいつを外壁と内壁の間にギュウギュウ詰め込んでいきます(業者さんが)。

 
結婚以来住んでいた古い賃貸マンションは断熱がしょぼくて、一部の壁なんか躯体のコンクリそのまんま。キンキンに冷えた壁が室内に冷気を放ち、結露もして、カビの嵐…。つらかった。
なのでこの家は、断熱には予算をしっかりかけて後悔のないようにしようと夫婦で話し合ってました。きっとそれでも戸建は寒いんだろうけど、断熱をやったという事実があれば、腹を決めて暖房ガンガン使えるし。
 

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がらんどうの1階。白いガラ袋があるところが元キッチンで、左の畳のところが新キッチン。
ちなみに、チラっと見えている地窓は、潰します。虫とか気になって開けたくもない位置だし、ここに窓があると手前に物を置けないし、そもそも寒そうだし。
 

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で、資材が届く届く。
 

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木枠に一部補強を入れたりしつつ、綺麗にグラスウールが詰められていく。右の横長の木枠の部分が、地窓のあったところ。新しいキッチン用の給排水配管、ガス管の立ち上げも完了。
 
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2階。奥の壁の寒々しさに比べて、グラスウールの入った壁のなんと暖かそうなことか。ちなみに元のグレーの壁、“寒々しい”とは言いましたがこれはこれで「発泡スチロールを鋼板でサンドイッチしたもの」なので無断熱ではありませんでした。

昔のセキスイハウスのものでした


 

これに加えて、窓は極力インプラス(2重窓)か、ペアガラスサッシへ交換。1階床は既存フローリングの上にスタイロフォームを並べて、その上に新規フローリングを張ります。つまり全体的に外と内を2重に隔てる形になるわけです。

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2階天井裏にも丁寧に敷き詰めてもらって。

とはいえでっかい吹き抜けを作ったのと、そもそも窓が多いのと、部屋を区切らなすぎるのとが原因で。
実際のところ初めての冬は、寒い寒い言いながら過ごしました。