中古住宅リノベ、トイレと洗面所が一緒の間取りにしてみる。

今回リノベするにあたり、トイレと洗面所を一緒の空間にしてみます。
 
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こんな感じ。建築家設計の物件とかだとよく見かけるスタイルです。
 
 
beforeの図面を眺めていてトイレの向きを90度変えることを思いつき、その後で

  1. 子どものトイレトレーニング期を考慮し、トイレを広くとりたかった
  2. 浴室の外が玄関なので、トイレが別室だと入浴中や入浴前後からの移動が億劫

という理由をでっちあげて設計にとりいれてみましたが、一番の理由は「やってみたかった」。
 
 業者さんや現場の大工さんとのやりとりでは賛否両論て感じでしたが、実際住んでみると割とやりやすいです。トイレスペースは最小限ながら空間としては広いってのも良い。建築家が好むわけだなーと思います。
 
プライベート性は下がるので家庭の年齢層によって向き不向きはあると思いますが、特に子どもが小さいうちはかなりおすすめです。

住んでからの追記

一般的には洗面・脱衣場には洗濯機置場が付きものですが、我が家ではキッチンの隅に鎮座ましましてます。これは面積的な理由ではなく(それもなくはないけど)家事動線的な理由。実際やってみるとかなり良いのでおすすめ。


 
 
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そんなわけで、トイレの配管変更が進行中です。
 
タイルの下はがっつりモルタルで斫り(はつり)が大変そうでした…。
左下に立ち上がっている配管は洗面台用のものです。黄色いテープは洗面台と、腰壁のおおよその位置を示すバミ。
 
 
もう一つ、セオリー無視で浴室入口を窓側にするという工夫もしました。
バスタブ側に窓があるように配置するのが普通らしくて、理由はわからないが確かに不動産広告などの間取りを見てもほぼそうなっています。
 
しかし今回のケースにそれを当てはめると浴室のドアが廊下側になるわけで、つまり洗面・脱衣場の廊下側の壁を、浴室と同じ線まで広げなればならない。これが嫌でした。
ここがなければもう少し玄関~廊下が広くなるから。
 
というわけで業者さんに無理を言って通常と違う向きに施工してもらいました。
 

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床に壁の位置をバミって、実際に廊下側の広さを見ているところです。