カフェリノベ作業日誌 #07|コンクリート床へのフローリング施工

広告


天井・壁ともに終わったので、いよいよ床貼りです。
 

この物件の床貼りここが辛いよ

  1. 床および壁の立ち上がり部分がコンクリートなので、ビスが使えない
  2. 排水口があり、水勾配によって床に一部だけ著しい傾きがある


というのが、この物件の抱えるちょっとたいへんかもポイントです。
 
それぞれ

  1. → コンクリート用の接着剤を使う
  2. → 高低差を割り出して、勾配がある部分は根太より薄い材をスペーサー的に使って対処する


で対処していきました。
 
 

実作業

主に勾配の箇所、他とどのくらい高さが違うかを測るために、基準の水平ラインと床との高さを出していきます。
 
 

レーザー墨出し器でつけた水平の基準線。
 
 

その間に糸を張ります。
壁の立ち上がり部分もコンクリートでビスが打てないので、糸を巻いた木っ端を壁に押し付けてコンプレッサーなどの重いもので押さえてみた。
 
 

で、糸と床の間を測ってマーキングしていきます。店舗右奥の排水口の付近、やはりかなりの高低差があります。
 
全体では概ね基準線から100mmでしたが、このあたりは一番高いところで75mm。
勾配の一番高いところに根太を直置きで合わせるなら、他の全てに25mm程度のスペーサーを入れねばならず、強度的にもコスト的にもあんまり良くない感じ。
 
 

よって、他を根太直置きとし、勾配の箇所だけ35mm × 45mmの根太材を横向き(35mm厚)にして使ったり、24mm厚の合板を使ったりで帳尻合わせしました。
 
 
 

他の箇所でも細かい隙間ができたので、調整くさびってやつを使ってみました。
接着剤をつけて隙間に差し込んでいって、1mmから5mmの厚さまでを埋めることができる優れモノ。施工が楽になりました。
 
 

根太の固定には、コンクリート用の接着剤を使いました。思った以上にしっかりつくので感心しました。
 
 
 

根太置きが終わったので、カウンター下を基準に床材を貼り始めます。今回使ったのはSPF系の27mm厚の材です。
 
 

乱尺貼りで、必要な長さを測ってカットするまではお施主さんにやってもらいましたよ。スライド丸ノコは普通の丸ノコより安全に扱えるので、素人でも全然平気。
 
 

土足でガンガン歩く床なので、ビスではなく釘を使いました。この方が折れにくい。
このパッケージデザイン、好きです。
 
 
 

本棚前に一部、ガス管が通ってましたので・・・
 
 

フローリング材の裏をドリルでえぐって調整。
 
 
 

こちらはフロアからキッチンへ降りるところ。
 
 

ダボとボンドで材をつないだ後、斜めに切って・・・
 
 

こんな感じで納めました。
 
 
あと面倒だったのは客席からキッチンに降りるステップと、入口側の壁が斜めになっているところ。ひたすら材を三角に切り出さなきゃならないので。それについては次回。
 
そんなわけで、なんだかんだで床貼りに延べ3日かかってしまいました。
 
 

Next >>> フローリングの残と仕上げ


 

とりあえずBefore → Afterを見たい人はこちら