自宅リノベでの後悔を糧に、床の養生をしないで済むこのタイミングで壁と天井の塗りに着手します。
天井と壁を後回しにしちゃうと床の養生がほんとメンドイ。
天井材にブライワックスを塗る
ブライワックスを使うのは、じつは初めて。なのでお施主さんと相談して塗布面積からの必要量を発注したんですが、なんか多すぎた感がヒシヒシと。
塗るのはお施主さんに任せます。容器にある説明書きに従ってタオルで擦り込んでいきますが、なかなか色が乗らなくてけっこう大変そう。
あと思いのほか溶剤の臭いが強く、うっかりするとラリパッパですわ。
この日に終わらなかった分と2度塗り目を翌日僕がやったのですが、ふと思い立ってタワシでやったら非常にやりやすかった。
革靴のクリームはブラシで塗るので、そこからの発想でした。
壁を漆喰塗装する
時を同じくして僕は漆喰を練っていきます。自宅で使ったのと同じ大和漆喰にしました。
こういうのを練るときには、知人から譲り受けたステンレスの寸胴鍋がかなり便利。
お施主さんに塗り方を指南し、やってもらいます。自分は別の面を。
どうせ床貼るし養生いらんわ、と思ってたけどビニールシートをザッと敷くくらいすればよかったかもしれない・・・。
どうかな。写真だとあんまり違いが伝わらないか。
実際には布調の凸凹がある壁紙だったのがフラットな漆喰になって、スッキリした印象になりました。
こんな感じ。
天井も同じ壁紙ですが、板を貼るので塗ってないです。
この日以降、僕一人で1.5日くらいかけて残りの漆喰塗りを終えました。だいぶ疲れた。
左官職人さんとの思わぬ出会い
このあたりで、この物件の隣のお店のオーナーさんがなぜか左官屋さんと一緒に僕の作業ぶりを覗きにいらっしゃいました。DIYでやってるということに興味を持ったそうで。
オーナーさんも内装デザイン〜施工の事業もやっているとのことで、いろいろお話しして仲良くなり、いま手がけているという民泊用物件の現場も見学させてもらいました。
そしてそのとき左官屋さんに、漆喰のコーナーが上手く行かないということを相談したらば、気前よくコーナー用のコテを貸してくださいました。うおー!
これな。
プロの道具を借りるのは恐れ多いのだけど、いーよいーよと言ってくださったのでお言葉に甘えて。
おかげさまでコーナーがめっちゃ綺麗に決まった! やはり道具は大事だぜ・・・!
本当に感謝です。