物件引き渡しと打ち合わせ、間取りのビフォーアフター

年明けすぐに内覧した中古戸建。ローン審査、物件契約等の諸手続きを経て、3月末にようやく引き渡しの日を迎えました。

「どこの鍵かわからないやつもあるけど」と、鍵を20本くらい渡されたのは思わず笑ってしまった。自転車の鍵とか混ざってるんじゃないか。(混ざってた)

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生まれて初めて手にした家へ

朝から銀行にて引き渡しの手続き。昼前に終わり、その足で物件へ向かいました。”自分のガレージ”に車を入れて、ゆっくり外観を見上げました。

玄関横に植わっている大きな桜がつぼみをつけていて、妻と、生まれたばかりの娘の顔を思い浮かべてなんだか感慨深く…。

っていうのはあんまりなくて。この時点では、自分の家って感じはしていませんでした。残置物も多かったし、そんなもんなのかな。

昼過ぎには工務店が来て、さっそくリノベーションの打ち合わせ。
家の間取り図を見てからずっとあれこれ妄想を繰り広げており、希望するプランはこの時点で大体決まっており。この日は1階の壁をほぼぶち抜く大空間が叶うか、実際に壁と天井を開けてみるのでした。

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希望の「ぶち抜き大空間」、叶う

中古戸建、リノベ前の建物チェックと打ち合わせ。

大工さんがセーバーソー(電ノコ)で天井にあっという間に穴を開ける。この工具やべーです。欲しい。

穴から覗かせてもらうと、H型のいかにも頑丈そうな鉄梁。内壁のケイカル板もいくつかひっぺがされ、いろんな箇所を見て回った結果、柱3本を残して壁のほとんど撤去できることがわかりました。

その日はここでお開きになり、大空間が叶う報告と、もう一つお土産に庭の夏みかんをとって自宅へ。高枝切り鋏は庭に転がってました。
残置物、案外便利かもしれん。

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間取りのビフォーアフター

中古戸建リノベ、間取りのbefore/after 中古戸建リノベ、間取りのビフォーアフター

元の間取りと今の間取り(北が上です)
大きな変更点は

  • キッチンを南西側の壁付に移動
  • 1F洗面室とトイレ・脱衣場を一体化
  • 階段の架け替え
  • リビング南東に吹き抜けを作る
  • 細かい間仕切りをほぼ撤去

といったところ。

これは内覧から契約までの間に、工務店に最初に出した間取り。階段以外はほぼそのままですね。
夫婦ともに戸建に住むのは初めてだったので、いろいろ夢見つつ希望を入れていって、素人なりに構造等も考慮しつつ考えたものです。インテリア雑誌などで見た部屋のイメージも並べて、雰囲気が伝わるように作りました。

もちろんこの段階では家の細かい構造を確認することはできず(一部解体を要するため)、「まぁ、たぶんいけるんじゃないですか」っていうくらいでしたが、絶対無理とは言われず、自分の見立てに少し自信が持てました。
吹き抜けだけは「寒いですよ」って反対されたけど、やはり一度やってみたくって。

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プランニングは続く

物件の取得前から工務店とやり取りをしたのは工事費を住宅ローンに入れたいがためで、最初に出した間取りをベースに可否を判断してもらい、見積もりを出してもらったのでした。

で、大枠の予算が決まり、その額で無事にローン審査も通り、物件を取得したというのがいま。

これから工務店とは、見積もりを元にあれを削ったりこれを足したりのやりとりを続けて細かいところまで詰めていきます。着工までしばらくあるので、週末は掃除や片付け、出来る作業のために通う予定。

リノベーション計画、見積もり
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家を買うのって難しい

12月末に最初の内覧、1月の末に買うことを決めてから、書類集め〜ローン審査、無事に通って本契約へと、とても慌ただしかった…。合間に業者さんを伴っての内覧も何度か重ね、リノベのプランも詰めてと、時間がどんどん過ぎていく。
家(不動産)を買うのってやっぱりすごい買い物なんだと実感しました。

そして、買ってからじゃないと間取り変更可否も分からないという売買システムに、やっぱり疑問。人の家に穴を開けるわけにはいかないってのは分かるけど、それでも数千万円の賭けってどうなんだ。
空き家問題が大きくなってきたいま、このへんの法整備次第では中古住宅市場がもっと活発になると思うんだが。