”工事現場”に住み始め2年、今だから笑える引越しの思い出。

今日で8月は終わり。そしてこの家に越してきたのが2015年8月の末。
2年前の8月は夏休みの宿題が終わらない小学生のように焦りながら日々手を動かしていました。

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これは2階の引っ越し直後ですが、このように部屋と呼べる状況ではない。

工期はまだまだまだまだかかるけど住宅ローンとマンションの家賃のダブルパンチで家計が死にそう。
そこで僕が下した決断は、「キッチンを使えるようにして当面1階のみで生活するようにし、なんとか8月中に引っ越しをする」というものでした。

当時生後5か月の娘を考えると、1階は住み始めたら絶対工事できない。なのでどうにか生活できるところまでは終わらせて、2階は住みながらぼちぼちやっていこうという目論見です。

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とにかくキッチンがないと生活が始まらないので、7〜8月中は寸暇を惜しんでキッチン製作と、1階の仕上げをしていたのです。

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ガス栓を開けてもらってコンロが使えるようになったのがギリギリ引越しの前日という綱渡りでした。ていうか正確には入居日の前日午後から引越し屋さんが荷積みにくることになっていたので、もはや引越しは始まっていたわけです。
青い炎をみたとき、ちょっと涙腺緩みました。

キッチンがどうにか使えるようになって安堵しつつ、引っ越し作業が始まっている自宅へ向かう途中、

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アホのドライバーに左から突っ込まれまして、ラパン小破。ほんと、何してくれてんだろう、こんなときに。
幸い乗ってたのは自分だけで怪我もなかったのですが、精神的にはそれなりダメージを受け。警察や保険屋さん、修理業者さんとの対応などタスクが積み上がり。

妻にも即刻電話しましたが、幼子を連れて引っ越し屋さんと対応している彼女の心労を察するに余りある、辛い出来事でした。

 
引っ越したときの記事に

これでめでたく工事現場に住み込む形となり、 セルフリノベのスピードが加速していく…はず。

とか書いてるんだけど、別に加速しません。これは甘い目論見でした。
幼い娘がいなかったら作業時間取り放題だし強制的に妻を駆り出せるしで加速していたことでしょうが、そしたらたぶんそもそも家買ってないし。
結果的に工期は延び延びで2年経ったいまもどっかしら工事現場な家ですが、それでもそれなりにいろいろ出来てきましたし、楽しい家です。我が家は。

そんなわけで、思い返すと「もうあんなことはやらなくていいかな」となる2015年8月でした。
当時の判断で完璧だったのは、引越しを業者さんに頼んだことかな。しかもハイクオリティで間違いないクロネコさんで本当によかった。おかげで引っ越しの間が、変な話ですが自分の休養時間になりました。
おなじようなことをやっている人、せめて引っ越しは業者に頼んで息抜きしましょう。