大容量&キャスター付きのハンガーラックをDIY。

ウォークインクローゼットのスペースに置くハンガーラックを作ります。
 
 
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ハンガーラックはこんな感じのスケッチを描いてました。小さめのを2台作る想定です。
 
寸法まで入れてあり、これを設計図としてこのとおり作ればいいのですが、実際にはこのあと「ああしたらいいんじゃないか」「こんな感じにしたらもっとかっこいいか」とか、「こうしたら予算削れるな」とか、ともかく思いつくままにアイデアをぶち込んで設計が暴走していきます。
 
けっきょく大きいのを一台作ることにしてキャスター4個分予算を浮かし、いったん制作をスタートしました。
 
 
僕の困るところは、材料を揃えた後にもまだ迷いが残ること。切り出してしまわない限りなかなか踏ん切りがつかずにあれこれ考え続けてしまいます。優柔不断ととるか、アイデアマンととるか…。
 
とはいえ貴重な時間を費やしているので、ぐっと決心して材料を切り進めていきます。
 
 

部材を切り出し、万が一にも服が引っかかってはいやなので、いつもより念入りに磨きます。サンダー大活躍。
 
 
 

コーナーの接合部の補強用。これもささくれなどできないように、服を引っかけないようにペーパーがけ。
切り出しはスライド丸ノコで一瞬でしたが、一個一個磨くのはめんどい。サンダーがなかったら絶対ここまでやらないな。サンダーめっちゃ便利です。

DIYにサンダーは超おすすめ。クオリティ・効率UP度が異次元に。
ざっくり言うと電動でペーパー(ヤスリ)がけをする工具なんですが、いままで手作業でも変わらんかなーと思っててゴメンナサイ。マジで別次元のスピード感でした。DIYの効率化にめっちゃおすすめです。

 
 

土台。枠を組んで、コーナーを三角に切ったコンパネで補強。そこにキャスターを付けます。
キャスターはでかいやつがインダストリアルな雰囲気でカッコいいと思ったのですが、いいなと思ったのは一個2,000円くらい。でかいほど高くなるので、ほどほどのサイズに抑えました。65mm径のやつ、一個600円。
 
 

 

キャスターを付けた土台の上に柱を4本立て、その上に土台と同じ形の木枠を乗っけました。
ビス留めだけでは弱いので、各コーナーには補強の三角板を。この程度でもかなりがっしりして、ゆすってもグラグラすることはないです。
三角形は強い。
 

 

ハンガーをかける竿は吊り下げ式に。
両端と真ん中を吊る用に、ワイヤーを3本切り出します。
 
 

同じ長さになるように調整しつつ、両端をループに。
 
 

こんな感じにできました。木枠の中に丸棒が浮いている感が、ショップの什器っぽくて好みです。中段にもう一本竿を吊りたいのですが、ワイヤーのストック分では足りないので後日とします。
 
設計したの自分なんだけど、思った以上にでかい…です。中段にも竿を追加したら今までの倍、服をかけられるな。
 
 
ちなみにこれまで使ってたハンガーラックはこんなです。

吊り下げ式のハンガーラックをつくったよ。
吊り下げはとても理にかなった収納方法ってなんかで読んだ。