娘へのクリスマスプレゼントに作った、「バムとケロ」のドールハウス。
>>>大好きな絵本「バムとケロ」のドールハウス、売ってないから作った。
作り方とか工夫したとことかをまとめたので、作ってみたい人はご参照ください。
屋根
角材に溝を掘ってベニヤを貼り付けて、なにやら手間のかかった構造。
手元にあった6mmのベニヤ板では若干サイズが足りなかったために角材で幅増ししたという、じつは苦肉の策なのです。そのためだけに買い出しにでるのもなー、と思ってしまって(クリスマスプレゼントなのに)
屋根の左右は5角形に刻んだ角材を間に入れて繋いでます。
で、クランプで圧着。
背板は取り外しできるように
修理や壁の装飾追加などメンテナンスがやりやすいように、背板はビス止めにしていつでも外せるようにしました。
幼児が遊ぶんだし、絶対壊すから・・・。
3mm程度のベニヤだとたわんでしまうので、6mmを使ってます。
ソファ
端材を切った貼ったで形を作りました。
背もたれの部分はこの後削って丸くしてます。
それに布をタッカーで止めていきます。布はパンツを裾上げしたときのハギレ。
縫い目をあえて真ん中に持ってきて、クッションの境目を表現するという芸の細かさ。
幅木
壁と床の境目のとこですね。
当初マスキングでの塗り分けを考えてたけど、なんか満足行かなくて、別パーツで作ることに決定。
ここまでやるかとはちょっと思ったけど、立体感が違うんだよなぁ。
満足いくクオリティになりました。
屋根裏部屋の壁
屋根裏部屋には古い家具やいつもは読まない本を収めた本棚があります。
さすがにそれら小物を作るのは大変だし、何より2歳児にあんまり細かい細工物を与えても危ないので、壁紙方式に。
スキャナー持ってないので絵本をスマホで撮り、PCに送ってフォトショップで切った貼ったで増やしました。
それをサイズ通りに配置してコンビニでカラープリント。
A3サイズで3面全て収まりました。
ボンドで貼り付けてから、上端をカット。わりといい雰囲気になりました。
床は原作では絨毯っぽい?ので、フェルトを貼ってます。
屋根裏部屋への階段
角材をスライド丸ノコの角度切りで刻んでいき、マスキングして段板部分を赤く塗りました。
しかしこれ、家本体の方の改変でちょっとサイズが足りなくなってしまったのと、クオリティに満足いかなくなって作り直し。
新しいやつ作成中。踏み板は別で切り出して、ペンキ塗ってます。
やはり立体感が違う。
その他、構造とか材料
使う材料は、重さと丈夫さのバランスでけっこう悩みました。
あんまり軽くてもずるずる動いて遊びづらいだろうし、軽い材料ですぐに壊れたら困る。
かといって重すぎて2歳児では動かせないのもよくない。
悩んだ結果、床(土台)は12mmの構造用合板から切り出し。
2階床は間仕切り壁が支えてくれるのでそんなに分厚くなくていいかな、と9mm合板。左右の壁も9mm合板を使ってます。
各階間仕切り壁は15mmのラワンランバーコアの端材にちょうどいいサイズがあったのでそれを使ってますが、12mmでも十分と思う。それ以下だとビス打ちとかの固定がややめんどいかも。
背板と屋根は6mm合板ですね。
幅木や階段の段板は2mmのベニヤの端材を使ってます。
とここまで書いて思ったんだけど、基本、手持ちの端材からの適材適所しか考えてなかった・・・。
まっさらから材料買って作るなら、MDF合板の6mm〜12mmあたりを使うのがよろしいのではないかと思います。