中古戸建のねずみ被害、自分でやった駆除~対策の記録

Amazonで買った箱罠で、ネズミを捕えました。

日常生活の中で”獣害”というものを体験しないまま育った僕ですが、自分で中古戸建を買って住むようになってから、ネズミに悩まされるようになりました。足音うるせー!

捕獲器(箱罠)で捕える&超音波で撃退のコンボにより、自分で見事に駆除できました。せっかくなので捕えた瞬間の動画とともに顛末をまとめておきます。

スポンサーリンク

被害は音とイエダニ

たまーに天井裏でトトトトッと足音がする程度だった我が家のネズミ事情。モスキート音を出すアプリを古いiPhoneで起動しとくと居なくなるようなので、そんなに深刻には考えていませんでした。

それが2021年、毎晩けっこう派手な足音がするようになってしまいました。さらにはイエダニを持ち込まれたようで、僕の脚に虫喰われが。とてつもなく痒い。
なお、はじめは何による痒みか分からなかったんです。あんまり痒みが引かないので皮膚科にかかると、先生が「おうち、古い?」と聞いてこられて、「築40年です」と答えたら速攻で「ネズミがいて、イエダニ運んできたね」と診断が下りました。

妻と子どもは幸い喰われていなかったけど、もうほっとけないので徹底的に叩くことに。

なぜ俺だけ喰われたのかは…謎!

スポンサーリンク

屋根裏で痕跡と侵入経路を発見

改めて屋根裏に上がると糞だまりを発見。あっこれは…という感じでした。そして暗闇の中、外の光が差し込んでくるところを発見。侵入経路ここか!
屋根が入り組む箇所で外壁が細かい三角形になっており、そこが風圧かなんかで剥がれ落ちていたらしいのです。

先に塞ぐと出て行けなくなるかもしれないので、いったん穴はそのままに、まずは燻煙と超音波で追い払ってみる作戦。しかし、燻煙は量が足りなかったのか意味がなかったのか、焚いた日の晩にはまた足音が。

燻煙はバルサンのを使ったけど、その前にダイソーで売っている忌避剤も試してみました。濃縮した焚火の臭いがする板チョコって感じのもので、素手で触ってしまったらしばらく臭いが取れなかった…

スポンサーリンク

超音波式のネズミ駆除機を導入

超音波(モスキート音)には過去効果を感じた経験があります。しかしスマホアプリが放つ超音波程度じゃもう効果が無いようだったので、より強力な超音波式の害獣駆除機を買いました。

【令和〇年~版】ってのがいかにも胡散臭い感じだったけど、これがけっこう性能は良くて。屋根裏に置いてみたところ、1週間もするとすっかり足音がしなくなりました。出ていってくれたかな。と思いきや。

スポンサーリンク

ついに室内に現れた!

ある日の夕方、家にいた妻から「リビングにネズミが出た気がする」とLINEが。

ついに室内来ちまったかー!と慌てるもその日は見つけられず。とりあえずキッチンにある食材やお菓子を全てクーラーボックスや冷蔵庫に仕舞い込む。ドアの開け閉めに注意して寝室だけは死守。そしてAmazonで捕獲器(箱罠)をポチりました。はよ届け!

翌朝、キッチンに小さな糞が落ちているのを発見。残念ながらしっかり、居る。

中古戸建に出てしまったネズミ。糞の写真
スポンサーリンク

一晩で捕えた優秀なネズミ捕獲器

翌夕、さっそく届いた捕獲器はとてもシンプルな仕組みで、奥の餌につられてネズミが入ってくると、入り口の蓋がバネで閉まり、中に閉じ込めるというもの。

実際に捕えたところの動画です。

こんなんでいけるのかなーと半信半疑でセットしたけど、まさか一晩でかかるとは。こんなことなら古いiPhoneじゃなくて一眼レフでタイムラプス撮っとけばよかった。

なお使った捕獲機はコレ↓ですが、いまは残念ながら欠品(廃版?)みたい。

近いところではコレ↓のカラー:透明がよいかもしれません。

スポンサーリンク

捕獲器のセットのコツ

ネズミ駆除に、捕獲器をセットする様子
罠の奥の餌箱に米、手前にも点々と米ロードを作って誘う

ネズミは嗅覚が非常に鋭いそうなので、人間の臭いがついたものは警戒するらしい。そのくせ人間の居住空間に入ってくるんだからわけわからんが。
なので今回の捕獲器は、開封時からセット完了まで、ビニール手袋をつけて慎重に扱いました。そこが奏功したのかも。

また、室内で炊飯器の付近に糞を発見した=乾燥した米を食べた?という仮説から、米を餌としてみました。これも勝因だったかもしれません。芋が齧られたら芋、せんべいが齧られたらせんべいと、対象を観察して餌を決めるとよさそうです。

あとはセットする場所。これも糞が落ちていた場所=前回来ていた場所の付近にしました。

スポンサーリンク

捕獲後の処理・死骸の処理

気が重いが、殺さねばならない。愛読する農業エッセイマンガ「百姓貴族」によると、ネズミは袋に移して床に叩きつけるか、罠ごと水に漬けるかで殺すそう。

後者でやるかなー…といったん庭に置いておいたら、夕方、飢餓か熱中症かですでに死んでいました。死骸は可燃ゴミ扱い(自治体による)だそうで、紙に包んでゴミ袋に入れ、サヨナラしました。

南無。

スポンサーリンク

その後は平穏。超音波が効いてるっぽい

その後すぐに例の侵入経路と思しき箇所を塞ぎ、念のため屋根裏には超音波駆除機を稼働させたままにしています。そのおかげか、以降足音は全くしなくなり、新たにイエダニに噛まれることもなくなりました。

こうしてネズミとの戦いが終結を迎えました。自宅にネズミが出たなんてあまりよそで言いたくない話だけど、せっかくなのでまぁ。健康被害は幸い僕一人だけでしたし、コロナ禍で来客のないときに駆除~対策までとれてよかったです。

ただなにぶんキッチンの基本がオープン収納だもので、衛生面に不安が残り。ネズミを退治したあとですべての食器・調理器具を念入りに洗ったのが今回一番大変だったところです…。

余談。おすすめのマンガ。

罠を仕掛けるにあたっていろいろ獲物目線で考えて成功させられたのはこのマンガを読んでいたからと言っても過言ではない。「女子高生×〇〇」もついに罠猟まで来たか・・・とあっけにとられたけど、どうしてなかなか面白いんです。

created by Rinker
¥314 (2024/04/29 16:37:41時点 Amazon調べ-詳細)