半端なDIYゴミステーションで、カラスに負けた話。

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この地域は共用のゴミ置場というものがありません。
市の指定の袋(有料・高い)に入れたゴミを自宅敷地内の外から見えるところに置いておく、という方式です。

そこで問題になるのが野生動物のゴミあさり。
我が家は引越し後間もなく、カラスの餌場にされてしまったようでほとほと悩まされていました。

 
 

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引越し直後からの戦い、対策もむなしく…

忘れもしないあの日。自宅の玄関前にばら撒かれたゴミを目の当たりにして、しばし呆然としてしまいました。2重にビニールに入れた生ゴミがばらまかれ、ついばまれ、散乱し。そのわきには市指定ゴミ袋(有料・高い)が無残な姿に…。

あのときの恥ずかしさと怒り、出勤前に掃除するときの惨めな気持ちと言ったら。こんなことマンション・アパート暮らしの時はなかった。

 

近隣の方が「なにか被せておけば大丈夫よ」と声をかけてくださり、ホームセンターでネット2mを購入。風で煽られたり簡単に剥がされないよう、重しに鎖まで買って取り付けましたが、なんと効果なし。

ならば被せるだけでなく、ゴミ全体をネットで包んでやろう。毎回少々面倒だが掃除の手間に較べれば・・・。

 

しかし、それでも平穏な日々は長くは続きませんでした。知恵あるなぁ。
 
 
 

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どうやら舐められているようだ

駅までの道すがら余所のお宅を見れば、申し訳程度にネットや、園芸店で使う平カゴを上に乗せる程度の対策だ。いや、対策なんて呼べるもんじゃない。はみ出しまくってるもの。

なのに、なぜウチだけが狙われるのか。結論は一つ。
「舐められているな…」

 
心底、カラスどもが憎くなる。絶対に手出しできないようにしてやる。
 
ほんとね、今思い出しても相当に憎くて。ゴミ置場前に張り込んで、きたやつを棍棒で殴って焼き鳥にしてやろうかと思ってた。
 
 
 

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ゴミ置場を作ってしまおう

マンションのように、カラスが手出しできないゴミ置場を作っちゃえばいいや、と思い立ってさっそく作り始めました。
とは言え、これ以上ファッキンカラスのためにお金を出すのも癪なので、タダで済ませます。ゴミネットと鎖だって3000円くらいしたんだぞ。
 

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リノベ時の残置物の中からとっておいたスノコ2枚をバラし、その他廃材も利用して材料を切りだしていきます。設置する場所は斜面になっているので、脚の長さで水平を調整し、外枠を作成。
 
あとは横格子になるようにスノコの板を貼っていきます。外からもゴミがあることが見えるように、かつカラスが突けない程度の隙間に。
 
蓋の開閉については少々悩んだのですが、蝶番もつけずにシンプルに蓋を乗せるだけとしました。回収の方がわかりやすいのが一番だし、この重さがあればカラスも手が出せまい。

 

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2時間足らずで完成。翌朝さっそくゴミ袋を入れ、意気揚々と出勤です。
さすがにこれを突破するカラスはおるまい。

 
 

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カラスには勝てなかったよ…

帰宅時、なにか見覚えのある光景が。
市の指定の袋(有料・高い)が破られたあと、ある程度は清掃員さんが掃いて持って行ってくれたようなのですが、昨日作ったばかりのゴミ置場の下に、昨夜食べたみかんの皮等々が転がっています。もう、脱力しました。

 

翌朝掃除・観察して敗因がわかりました。
スノコをバラした板材の数がちょっと足りず、底を3枚だけで構成していたためです。奴らにとってはこれで十分な隙間があったのだね。まさか下からくるとは思ってもみなかったよ。

決めました、もうケチらない。次は金網を貼ってやるかんな。 ↓次↓