庭のこの部分、掘り込みのガレージの上のテラスのような場所でして、鉄骨の支えの上にコンクリートを打ってあります。
これが経年でけっこうやれていて、特に水でやられて鉄骨の錆びが進行しています。
なのに購入してからも長い間ほったらかしてしまったのは、庭の中で大きいスペースが取れるのがここしかなく、リノベで出たガラや剪定した木などを置いていたりでなかなか完全に綺麗にできなかったから。
退職後は時間ができて諸々片付けが進められたので、ようやっと防水塗装に着手しました。
使ったのはこちらの防水塗料。買ったのはなんと2年前。その後ずっと軒下保管でしたので正直中身が無事か心配でしたが、どうやら無事でした。
防水塗料というと、最近のマンションの大規模修繕でやるような、分厚いテカテカした塗膜のやつかと思いましたが、これはペンキに中粒〜小粒くらいの砂を混ぜ込んだような、ザラッとしたものでした。
色は今回、グレーを選んでいます。
まずはフチや溝、排水口などの細かいところから刷毛で塗っていきます。
塗膜はしっかり厚いほうがいいし、下地への塗料の食いつきがいい反面あんまり延びないので、刷毛にたっぷりつけた後にしごき落としたりせずにそのままべちゃっと塗りたくりました。
広いところはローラーで一気に塗っていきます。普通のペンキとなんら変わりはないですがなかなか地面の凹部分に入ってくれない…。ケチらずたっぷり塗料をつけて執拗に塗り重ねる。
どうせ汚れていくところだし、塗りムラはあまり気にせずガンガン進めました。
一時間少々かかって、どうにか塗り終わり。これは終わって直後に撮った写真ですが、翌日の昼間に見たらしっかり乾いて、ムラも目立たなくなりました。
ためしに水を打ってみましたが、染み込むことなく、排水口にどんどん流れていきます。素晴らしい効果。
ちょっと大変かもー、と腰が重くなって延び延びにしていた作業ですが、意外と簡単でした。
これで今年の夏は心置きなくビニールプールで遊べそうです。
ロックペイント 水性床・ベランダ防水用塗料 の使ってみて良かったところ
- 普通にペンキと同じ扱いで塗れる。道具もペンキと同じのでOK。
- 骨材(砂みたいなやつ)入りで滑り止め効果あり。塗面もマットに仕上がる。
- 水性なので、溶剤のシンナー臭がない。子供がいても安心。刷毛やローラーを洗うのも水道で楽チン
- 割とすぐ乾く(夏場1〜2時間)
- もちろんしっかりとした防水効果。
- 買ったはいいもののしばらく作業時間が取れなくて屋外に放置していても、2年くらいは大丈夫。
ただまぁ、うちに18L缶は大きすぎたかな…。どうしよ。