日本伝統の染料「柿渋」をもっと使えと言いたい。

ここ最近の屋外の工作品に使っている「柿渋」について書きます。
最近のDIY界隈はブライワックス・ワトコオイル一辺倒ですね。屋外ならオスモカラーか。右ならえでオシャレぶりやがって。

 

柿渋とはどういうものか

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説明を書こうと思ったけどパッケージに全部書いてあった。こういうものです。

 

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引き。このような男らしいボトルに入っています。

ペンキのような顔料(素材の表面に乗せる塗料)ではなく、染料(染み込ませるやつ)です。かなり癖のある臭い(酸味のある発酵臭系)の赤茶けた液体でして、ボロ布などにジャブジャブとってから木材に染み込ませるように使います。

塗った直後はほぼ色がつかないので不安になりますが、日光に当たったりしてジワジワと日増しに色が濃くなり、1ヶ月くらいすると安定します。この過程が楽しかったりする。

 
 

ツーバイフォー材(SPF材)に塗った場合

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ホームセンターで一番手軽に入手できるツーバイフォー材に塗ったものです。(これは1×8というサイズですが、樹種は一緒)

 

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左が白木のまま、右が塗布後5年経ったもの。いい色になっております。しっかり表面保護されており、この板は1年くらい軒下に放置されたあと植木鉢の台になっていましたが、全然平気。

 

シナ合板に塗った場合

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左が白木のまま、右が塗布後5年経ったもの。いい赤茶です。ニス系と違ってテカリがでないのも良いですね。

 

ラワン合板に塗った場合

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手元に未加工の材がないので、塗布後のみ。これも5年経ってます。

 

というわけで、だいたいどんな材に塗っても赤みがかった明るい茶色になります。
樹種でいうとブラックチェリーとかチーク材に近い色味かな。塗り重ねればそのぶん濃い色になります。

ブライワックスのウォルナット色とか人気ですが、SPF材に使うと木目がくっきりなりすぎて僕は嫌い。バーナーで炙った焼き杉もどきで作った民芸品の出来損ないみたいになるのがどうにもダサい。ブライワックス自体モノはいいので、材を選べば素敵に仕上がるんですけどね。

その点柿渋はSPFにつかっても木目のコントラストが控えめで、元からその色だったような、とても自然な色合いなのがいい。

 

柿渋染の布も素敵

木材の塗装のみならず、布もいけます。

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こちら頂きものの、柿渋染のランチバッグ。めちゃいい風合いですわ。木と違ってこげ茶色になるのですね。

 

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使い込むほどによくなる感、ハンパない。これでエプロンとか作ったら良さそうだなぁ。

 

輸入品のワックスもいいけど、ちゃんと素材を選んで使えよっていうのと、日本の伝統染料も良いんだぞっていうことを言いたいのでした。

 

なんと。無臭なんてのもあるのか。

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