中古戸建の罠。水平も垂直もわからない。

角材を切ってキッチンの骨組みを組み立ててますが、なんだか寸法が合わないところが出てきました。

あちこち測り直してわかった理由は実に簡単で、そもそも壁が傾いていたから。
…ついでに床も完全に水平じゃないっぽい。

いままでマンションにしか住んだことがなかったので、壁というものは垂直で、基本的に向かい合う壁は並行で、床は当然水平であるという思い込みがあったのです。
そして築40年の中古戸建は、そうではないようです。

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基準は自分で作らなければならない

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今回で言えばAとBを同じ寸法とって垂直を引いたつもりでしたが、基準にした右の壁がそもそも傾いていたので、今回作っている壁も同じ傾きになってしまったのでした。
床は部屋の中央にいくに従ってちょっと下がっているようでして、カウンターの支えは床から◯ミリというように測っていたので、ちょっとずつ歪んでおり…。

こうして拠り所を失った僕は、これからの作業を考えるに背中に冷たいものを感じ、即座にレーザー墨出し器をポチったのでした。

Amazonってほんと何でも売ってるな。
 

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レーザーの赤線、尊くて拝みたいレベル

「下げ振り」という錘付きの糸を使って垂直を出し、レーザー墨出し器からレーザーを十字に出して、垂直線を合わせる。それを頼りに壁に墨打ちすれば、間違いなく基準になる水平垂直が引けるというわけ。これは分かりやすい。
あんまり尊いので、詳しい使い方とか書きました↓

レーザー墨出し機、そこそこのお値段ですが、とはいえ1万円しないでこの安心感ってない。これからまだ壁を作るところも多々あるし、やはり買って正解だったんだよということを誰に宛てるわけでもないですが書き添えておきます。

実際、その後もことあるごとに大活躍です。