いつ殺るか? 今でしょ。ハチの巣を駆除したよ。

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日曜日、娘は妻に任せて1日がっつり作業→2階を大幅に進めようとウキウキでした。

朝から木材の寸法を取って、さぁカットするぞと2階の温室の外にスライドノコをセッティング。電源をとりに室内に戻ろうとしたところ…

 
 

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出会いは突然に

 

ハチが天井に巣を作っていらっしゃいました。これはやばいヤツではないか?
 

ひとまずそーっと退散して、持てる知識を総動員。
本体はよく見えなかったがアシナガバチ? スズメバチのような気もする、しかしスズメバチの巣は球体だったはず。あ、でもググったら初期段階はスズメバチの巣もこの形か、ええいどっちだ。

 

埒が明かないので温室に戻り、中から観察します。アクリルの窓が散々に汚れていてとても見にくいですが…

どうやらアシナガバチのようです。スズメバチじゃなくてちょっと安心。落ち着いて駆除のやり方を調べることにしましょう。

 
 

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敵を知り、なんとやら。

「アシナガバチ 巣 駆除」で一発目の「ハチ110番」で勉強します。


 

見た目
細身で小型

性格
スズメバチに比べておとなしく、巣にいたずらをして刺激したり、素手で触ろうとしなければ刺してはこない

なるほど、おとなしいと。よしよし。

 

特徴
スズメバチに比べれば毒は弱いが、アナフィラキシーショックにより死亡することもある。刺されればスズメバチよりも痛いとも言われている

そこ、凌駕してくんのかよ。

 

アシナガバチは、スズメバチと比べると甘く見られがちですが、刺されれば最悪の場合死に至る恐れもある十分に強力な毒をもつハチです。

はい、甘く見てました。

 

なんだかすっかり怖くなりましたが家族の安全のためにも避けては通れんし…

 
 



完全防備で挑むことに。
防護服なんか持ってないので、ツナギで。白がハチを刺激しない色だというので、上から白シャツを羽織り、タオルをほっかむり。そしてゴム手袋の上に白の軍手。暑苦しい。

 
 

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激闘の果てに

退治完了。作業中の写真なんか、無い。


実際、激闘というには実にあっけないものでした。巣の下から虫取り網を被せて万一に備え、殺虫剤をブシューと30秒〜1分。全体的に沈黙したところで網に包んだまま少々放置。

しばし室内で涼んだのち、再度沈黙を確認してビニールへIN。お終い。

 
 

2つあるうちの片方はハチノコがウゾウゾ、もう片方は空でした。まだ営巣の初期段階で、やっつけたのはたぶん女王蜂、子どもらはいずれ働きバチになったと思われる。

ちょっと気の毒ですが、お互いテリトリーに入らんといてってことですね。

 

ちなみに殺虫剤ですが、専用品なんか持ってませんので

こちらを使用。まぁ、この虫に効いてこの虫に効かないなんてことはないやな。

 
 

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害虫についてどんどん詳しくなるなぁ。

その後も、ハチ110番で危険なハチの特徴を読みこんでしまいました。

アシナガバチ
女王蜂が単体で巣作りをしている時期には、特に攻撃性はありません。その後、働き蜂が羽化すると攻撃性は増し、活動が最盛する7月・8月にはアシナガハチによる被害が発生してしまいます。働き蜂が羽化して巣の規模が大きくなっていくのに比例し、女王蜂は外に出ることはなくなります。その代わり、働き蜂の攻撃性が増していくというわけです。
また、繁殖期である8月~10月にかけて、アシナガバチは最も興奮しやすく凶暴となります。

 

スズメバチ
ハチの中でも獰猛で危険度が高いのがスズメバチです。スズメバチは春先から秋にかけて活動しています。
春先に、冬眠から目覚めた嬢王蜂が巣を作りはじめ、6月くらいになると働き蜂が羽化し始めます。
そして8月から9月にかけて働き蜂の数はどんどん増えていき、それにともなって巣も巨大化していきます。

 

スズメバチにしろアシナガバチにしろ、春先から梅雨前、活発になるまでの間に叩くのが定石ということですね。その時期には家の周囲に巣がないかチェックすることが肝要。
なお、屋根裏に巣を作ることもあるというから恐ろしい。ほぼ真っ暗で夏場地獄のように暑い我が家の屋根裏ですが、通風孔はあるので万一ってことも…

 

という感じに、害虫について随分詳しく、そして家のメンテのスケジュールを考えるようになりました。戸建てって管理組合もないので、こういうのも人任せにはできない。面倒でもあり、面白くもあるところです。
そういえば家を買ってすぐ、庭木につく毛虫について調べまくったなぁ。

とりあえず今後、2階の工事ついでに、天井裏の点検口を作っておくことにします。